京セラ初日だけ行ってきました。
ジョンヒョン本当にいなかった。
序盤は見てられなかったです。
メンバーがステージにあがれるようなテンションに見えませんでした。
あのSHINeeがあんな深い悲しみの中でステージに立っている。
彼らはいったい何をやってるんだろう、私もそれを見て何がしたいんだろう。
そこまでしてこの公演をしなくてはいけなかったのだろうか。
「一日の終わり」もあんな形で聴きたくなかった。
前代未聞の異常事態の中で、どうやっても無理のある通常進行の中に気持ちをどう落とし込むか。
ファンも含めてみんなで必死に光を求めるような、そんなステージにも感じました。
ジョンヒョンはもういないのだと、ずっと考える事も嫌だったことをメンバーが受け入れてステージに立っている。
これからEvrybodyもMarried To TheMusicもGet the treasureのフォーメーションも、歌のパートも4人編成になる。
これからずっとこうなのだと思うと、このどうしようもやりきれない悲しさと、違和感に終始苛まれます。
私はいまだに現実を受け入れられないのに、彼らはそのどうしようもない現実の中にまっさきに飛び込んでいる。
できれば泣かずに応援したかったですが、申し訳ないような気持ちでセルフ低画質のステージを見守っておりました。
それでも、永遠に5人として歩き出すことを決めたSHINeeをどんな状態であったとしても見守ることができたこと。
あの場所でSHINeeを照らす光の一つになれてよかったと思います。
自分の中に起こった感情はまだちゃんと言葉にはできないけど、吐き気がするような違和感と寂しさをずっと忘れたくないなと思いました。
そして、このコンサートで感じた悲しみは、ジョンヒョンがこれまで抱えてきた悲しみにもどこかで繋がっているのかもしれない。
ジョンヒョンはどれだけつらかっただろう。
そんな事も思いました。
ジョンヒョンの苦しみが、メンバー、ファンの悲しみが、いつか希望とか幸せにつながっていくことを願っています。
それからオニュ、お帰りなさい。待ってたよ。会いたかったよ。
ずっと声が聴きたかった。歌ってくれてありがとう。
本編は幕間が多く。曲もバラードなど聴かせる系のものも多かったように思います。
私は今回1Fスタンドの席で、音量が小さく感じました。
反響が少なく、ボーカルは比較的すっきり聞こえたのですが、幕間のダンスリミックスメドレーはせっかく踊れるノリなのにべースが全然響いてこず、ちょっと残念でした。
オニュのハモりパートがやたら立って聞こえ、オニュとジョンヒョンの掛け合いはこれだけ多かったんだなあと痛感することしきり。
シャーロックのスキャットがバッサリなくなってた事は、助走つけてぶんなぐられるようなショックでした。
耐えられないよジョンヒョン…ともう泣き言ばかり出てきますが、
あそこはジョンヒョンの大きい見せ場だから彼とSHINeeを尊重したからこそああなのでしょう。
各メンバーとも十分な個性がある今の状態で、ジョンヒョンのボーカルを追いかける必要性はないと思いますし、してほしくないです。
オニュはジョンヒョンとの掛け合いや、ハモりが多いので、意外にジョンヒョンパートを歌う事はそこまで多くはなく、むしろキー君、テミンが中心にカバーしてました。ミノも歌ってた。みんなほんとうによく頑張ったなあ…
気球にのったつみんかわいかったなあ。
センターでなんかもぞもぞいたずらしてるオニュかわいかったなあ。
きーくんは今日も完璧で最高にクレバーだったなあ。
ジョンヒョンも歌って、踊って、メンバーに絡んでたんだろうな。
ジョンヒョンと共にステージにあろうとした4人は、苦しそうな表情も浮かべていましたが、会場と一つになれたような場面もあり、笑顔もあり。ふっきれたような集中力を見せる場面もあり。
やっぱりダンスも歌もそれぞれの優れた持ち味があって、いいグループだなと思いました。
そして、たびたび不安定になるSHINeeを音楽面で支えるシャバンの音が頼もしく、優しく感じました。
音で寄り添うとはこういう事なのだな、と思いました。
また、運営面でも非常に厳しい進行だったと思います。
コンサートを中止にできない理由はいくらでもあるでしょうが、それでもこの異常事態の中トラブルなく開催されたことを感謝しています。
悲しい気持ちは消えないけど、ファン、彼らを支える様々な人の想いや、SHINeeの強い意思の中で、やっぱりSHINeeは五人なのだと、SHINeeが、ジョンヒョンが生きる場はここにちゃんとあるのだとそう実感できたような気がします。
ファンとして絶対に行くべきだとまでは思えません。思い返すと息苦しくなります。
メンバーは何度数えても4人しかいません。でも5人たしかそこにいます。感じ方次第です。
京セラも2days行っていれば、また違った感想だったのかもしれませんが、義務感や責任感で行くような場ではないと思いました。
明日から東京ドーム2daysです。
それでも、どんな状態であろうと、たいせつで大好きなSHINeeを照らしてきます。
余計なお世話でしょうけど、いちばんオニュが心配でね…
本来であれば2017年8月の騒動の詫びの場と、兵役前最後のドームというオニュの花道であったはずですが、詫びどころか兵役をにおわすような空気ですらない。
さらにツインボーカルのパートナーを失った状態で、大丈夫な訳はないのでしょうけど
ステージも序盤は首周りがガチガチで声響いてないし、ダンスも腕も足も全部振り回して芯だけを頼りにするようながむしゃらな動きで、涙を隠そうともしない、あそこまでさらけ出すオニュは見たことがない。
オニュみたいに壁の分厚いタイプは、演技、歌の表現という面においてもどこかで殻を破るきっかけが必要なのかもしれない、とは思っていたのですがそれがこのような機会ならあまりにも残酷だと思いました。
今後時間がかかっても幸せな自己表現につながっていくことを願っています。
空港にも表れないことも一部で話題になっているようですが、こんな状況でなおステージ外での露出やサービスを期待するのはあまりにも酷でしょう
せめて少しでも心を休められる静かな時間がありますように。
ありがとう大阪。
めっっっっっっっっちゃ寒かった。