台湾でCDを買って帰国したら、年末に注文したBABY V.O.Xも届いてました。
新年早々積んCDに囲まれ非常にハッピー。
SHINeeジョンヒョンくんのラジオでかかってて気になった90年代の韓国アイドルのCDです。
日本でも正規版のリリースがあったようで、不勉強で全然知りませんでした。
オンエアで聞いたのは「YA YA YA」というキラキラアイドルチューンなんですが、全体的にはかっこいい系のダンスポップ歌謡です。
90年代の日本と同じ匂いがあり、日本人の私の耳にも懐かしく馴染む曲ばかりでした。
JPOP特有の「ボーカルと一緒にオケが歌う」厚めのアレンジというんでしょうか、当時はJPOPとKPOPって今よりも近かったんだなあと感じます。
KPOPアイドル達はどこで気づいてしまったんだろう「あれ、俺らってコードとリズムだけでも歌えるじゃん!」とw
この後に分岐路があるのだと思うと感慨深い。
あとこのセンスな!絶句よ。
現在のガールズグループは引きのローアングルから狙い、足長効果を、パフォーマーも腰を前に出すなどしてカメラ映り用のテクニックを駆使してますが、計算なしで俯瞰から狙う潔さよ。
そしてダンススキルと構成の微妙さもまたよし。
歌はやっぱりお上手で、16年前のアイドルがこの歌唱力で、平行して録音技術が上がればそりゃあ今のKPOPアイドルのドン引きするレベルの上手さも超納得です。
ここから、アレンジがより歌唱力と寄り添い、ステージ構成が洗練されて、ダンススキルも上がり、パフォーマンスメソッドが確立されて今のKPOPに繋がっていくのかと思うと胸熱です。
新年最初のCDみくじ、大吉じゃないかしらこれ。良盤でした。
この時代のアイドルをもっと聞きたいなー。