お洒落でアグレッシブな超女子会
「女子が憧れる女性アイドル」f(x)のコンサートに行ってきました。
彼女らが韓国でデビューしたのは2009年ですから、7年目にして日本で初単独公演です。
まってたよ~;;
メンバーは現在4人、ぴったしお揃いの服をきることもなく、セクシーさをアピールし続けるわけでもなく、楽曲もお洒落でダンサブルな曲が多く、
個性派ボーイズグループと言われるSHINeeの女性版とも揶揄される、独特のカラーを持つグループです。
中でもやはり強烈なスパイスとなっているのは男装の麗人アンバーの存在でしょうか。
中性的かつ、っんごい爽やかですw
台湾系アメリカ人の彼女はネイティブのラップでf(x)の楽曲面でも超重要なポジションを担っています。
そして、4人並んだ時に華だけではなく、毒がそこかしこにちりばめられているのがf(x)のビジュアルの魅力でないかと思います。
ルナの天真爛漫な可愛いさ、クリスタルのクールで儚い美しさ、ビクトリアの堂々とした美女っぷり、アンバーの健康的なイケメンぶり、こういう一人ひとりの凝縮された魅力をワンビューで感じることができるのは少人数グループの良さでもありますね。
ライブそのものはハウス系のクラブイベントで、ゲストボーカルステージがあったりするじゃないですか、あれがずーっと続く感じ、といいましょうか。
衣装もムービーも可愛くて、照明も品があって(薄紫とか、薄ピンクとか!)最高でした。
ライブ会場は7~8割女性でした。
しかしながら、ともすれば恋愛対象に近い存在にもなりうる男性アイドルとのテンションの違いを感じました。
一言でいうと、丸い。女性特有の熱狂が丸いw
異性を求める衝動(笑)とは別のモチベーション、ということなんでしょうか。私も含めてですがステージの彼女らに「なりたい私」を投影しているのかもですね。
男性アイドルのコンサート会場の女性ファンの絶叫を経験すると、盛り上がりに欠けるような気持ちになってしまうかもしれませんが、
クラブみたいに素敵な音楽で満たされたお洒落な空間を堪能するにはとっても心地よいテンションでした。
思い出すだけであの空間に私はいたのだと、泣けてきます。
私はこれまでf(x)がどれくらい好きなんだろう、と好き度を測りかねていたのですが、開演したとき、SMTではやらない「MILK」「ZICZAG」「Icecream」などなどなど大好きな曲を聞けたとき、あ、大好きだったわwwwえぷの事ずっと待ってたんだwwwと心から実感しました。
男性アイドルのような「萌え」的なバイアスが薄めな分、むしろ本当に「アーティスト」として好きなアイドルかもしれません(笑)
少し気になったのが、複数の曲がリミックスで繋がれ、メンバーが「もっと遊びましょう♡」「もっと盛り上がりましょう♡」と煽る中で、クラブ系のノリがまだファン層全体に浸透していないのかな、と感じた事です。
今は昔と違って、クラブはIDチェックが厳しく年齢制限もあがっていますのでハードルが高いこともあるのかもしれません。
そもそも音楽の楽しみ方は人それぞれですが、ペンラを振ることよりも、体を使って音に乗ることの楽しさをたくさんの人が体感できたら、アイドルとしてはかなりフリースタイルなえぷのコンサートはもっと盛り上がるのかも。と思いました。
有明コロシアムは音響はかなり残念な感じでしたが、やはりコロシアム形式のホールは見やすかったです。
次またコンサートやってくれるのなら、絶対このリミックス進行でやって欲しいですね。
えぷ、ありがとう、絶対また来てね。
おされハウス「4 Walls」今回の公演では日本語で歌われていました。
日本でフルアルバムを発売する日も近いのでしょうか。
当方の番組でもご紹介できる日がくるといいなあ。