SPACE ANTENNA SEVEN

フリーランスナレーター&DJ nanakoのブログです。

SHINee WORLD2016~D×D×D~ Special Edition in 東京ドーム

2days行ってきました。

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やっぱりすばらしかったです。

本当にSHINeeの事をすきになってよかったなあと、この日も思いました。

私は一度好きになったら、楽曲の方向性が大きく変わったりしない限り、長く同じテンションで好きでいるタイプなんですが、いつのまにやらドームも二回目。個性と才能に満ち溢れ、どこまでも自分たちだけの自由な表現を模索し続ける彼らに、日々たくさんの感動とインスピレーションを貰って生きています。

ありがとう;;

 f:id:nax2ko:20160526154215j:plainそれなりに浮かれてます。

 

正直、今後ドームで公演をするのが当たり前になってしまって、新鮮味がなくなるのが嫌だなあと思っていましたが、

ドーム2回目の単独公演を迎えた彼らは、昨年のすべてが新しい感動に満ちたステージから、「ドームという空間を楽しめる」グループに進化を遂げていました。

 

今回は韓国リリースの名曲JOJO(大好き;;)、ジョンのソロ曲、テミンのソロ曲と、

日本語リリース以外の楽曲も次々と新しくローカライズされ、JPOPを歌う日本のSHINeeが、ハウス、R&Bをベースにした本国発表の曲も日本語で歌うようになり、日本におけるSHINeeの魅力をアピールできる幅がさらに広がったように思いました。

 

ずっと、「SHINeeの多彩な楽曲に対応できるスキルが日本だとJPOPばっかりでもったいない」というもどかしさもあったので、これからそのような枠をはずす段階も用意されてたりするのかもですね^^

(JPOPしゃいにと共に生きてゆく決意を代々木で固めたのに笑)

 

今回のハイライトはリーダーのオニュがソロコーナーで歌ったオペラ「誰も寝てはならぬ」でしょうか。

え?普通それ歌う?って自由すぎる選曲ですけど、普通に歌ってました。朗朗と。

マイクからの距離が遠くて、口形を縦にして、息は飲み込むように後ろのほうに当ててるんだけど、驚異の共鳴と声量でオニュ絶対領域発生。という。

 

オニュは声量的にはオペラ余裕ですね。

やっぱ歌唱法はオペラとは違いますけど。その解釈の違いもまた面白かったです。

ドームの音響が座った席の関係もあり、残念すぎたのが非常に残念です。

オーチャードホールとは言わないけど、もう少しスッキリした音が出るところで聴きたい。もったいない。

でも音響さんそれでもGJだと思います。誰だドームでオペラ歌うなんていったやつぁあああああてなりますよねふつー。

 

それから、KEYくんのソロ「LOOK BOOK」(原曲 BoA)、彼はジェンダーレスな魅力がありますけど、「自分大好き」「僕の事もっと見て♡」というド主観と、「とか言っちゃう自意識過剰な僕がやっぱり好き~」というサテライトな主観をさらに俯瞰して、二つの「KEYくん」を実にスマートに芸に昇華させる抜群のセンスを見せ付けられました。

 

キレキレのダンスと(女性の振りだからちょっとゲイっぽい笑)、スクリーンでの動画も含めたステージ構成、バックダンサーにまで染み渡る、むせ返るほどのKEY節がお見事でした。まさにショータイム。

さすが知性派ナルシスト。彼の自己受容と表現のバランスはセンスとしか言いようがないです。

彼の洗練された自己表現は私の憧れです。

 

さて、先輩の東方神起が留守の間にどれくらい日本のお茶の間に浸透できるかは、日本での活動において、事務所から課せられた大事なミッションだと思います。

事実昨年に比べてメディア露出も増えています。

いつも最先端だけど主流には乗らないマニアックさがSHINeeの大きな魅力の一つですが、日本での活動において必要な大衆性の中に、そのマニアックさをどれだけ織り込んでいけるか、超期待してさらに応援していきたいです。

 

www.youtube.com

5/17日発売の新曲「君のせいで」

80年代歌謡曲のようなレトロなメロディに、70年代フォークソングのようなヘタレた男性像を平成日本で海外の男子が歌う、恐ろしいくらい気の利いた楽曲笑

どこかでオンエアしまーす。