SPACE ANTENNA SEVEN

フリーランスナレーター&DJ nanakoのブログです。

9月30日のごきげん!ひるMAX next.はCherry Laneさんをお迎えしました

埼玉県北本市のピーターポール&マリーのコピーバンド「Cherry Lane(チェリーレーン)」さんをお迎えしました。

 

コピーバンドというと、文化祭の高校生バンドのようなイメージもありますが(私だけ?)Cherry Laneさんは日本中のライブハウスやイベントから、出演依頼が殺到するプロのツアーミュージシャンなのです。

 

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3回目の登場!

前回来てくださったときは、リーダーのピーター・ケン奥田さんの主催する北本フォークジャンボリーの告知でしたが、その北本フォークジャンボリーも大成功をおさめ、活動の幅がぐんと広がったそうです。

 

還暦を過ぎた方もいらっしゃるCherry Laneですが、

「今が一番充実している」

「この年齢になって夢がかなうなんて思わなかった」

「ミュージシャンなんて夢は叶わないと思っていた高校生の頃の自分に教えてあげたい」

と口々におっしゃっていました。

まさに青春真っ盛り。

皆さんの喜びが伝わってきて、感動してしまいましたよ。

 

見果てぬ夢だと思っていたとしても、成果が得られなくても「好きなことを続ける」という事はとても大切な事なんですね。

憧れの人生です。

 

今回のスタジオライブは、ハロウィンに因んで、ピーターポール&マリーの「A SOALIN'」という曲をご披露いただきました。

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そして、鴻巣フラワーラジオでレギュラー番組が始まったそうです。

すごい!

ピーター・ポール&マリーの楽曲研究とか、まさに何十年も好きで引き続けてきたCherry Laneさんにしかできないコンテンツ。

クリエイティブで素晴らしいです。

 

 

これからますますのご活躍が楽しみです。

 

気になってしまったかた、公式ページはこちらから!

ggfrets.jimdofree.com

 

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グッズもいただいてしまいました。

ありがとうございました!

 

ヘドウィグアンドザアングリーインチを見てきました

たまにはロック。

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アヴちゃんが出演すると聞いて。

ヘドウィグかと思ったらイツァークかーーー!

たしかにイツァークのセクシャリティを考えたらアヴちゃんかなぁと思ったけど、アヴちゃんはずっとアヴちゃんでした。

良くも悪くも?そのまんますぎて。悪いってことはないのかな・・・びっくりした。
あー彼女は他人の用意した型にはハマれない人なんだなぁとますます好きになりました。やっぱいいよアヴちゃん。 

 

でも序盤全然入り込めなくてしんどかったーーーー。
帰ろうかと思うくらいしんどかったんだけど。

ギャグのテンポがつらい?モノローグがつらい?ヘドウィグ自体が「面白い」話ではないしなぁ・・・この映画を好きだという気持ちはファッションだったのか?ロックなんて普段聞かないから拒絶反応起こしてるのか?

と悶々として自家中毒を起こしそうになっているうちに、いやこの拒絶反応はもっと生理的な事だろ、と気づきました。

 

音響的にボーカル全然聞こえねぇんだわ!!!!


これだよ。イライラした~!!!

席の位置かな!?

イツァークのコーラス、エッジが全然わからん。
下手したらヘドウィグの歌の歌詞もわからん。

歌聞きに来たんだけど。
作詞及川眠子さんだよ。

 

ロックのライブにいかないからわかんないんだけど、こういうもん?

生バンド最高にスキルフルで素晴らしかったんだけど。。

マーティフリードマンの「ヘビメタはバンドに負けないように特殊な歌い方になる」と、言ってたとwikiに書いてあった。そゆこと?

 

アヴちゃんのエンダァアアアアはオケ薄かったのでよく聞こえた。

ポピュラー歌っててもにじみ出る毒。美しすぎる。


棺桶ザミュージカルはやってるかわからなかった。転調の突っ込み面白かったのに笑えなかった。
なんだろう距離?

ライブに入り込めないのは、距離なのか、演者のせいなのか、自分のコンディションなのか。アングリーインチのサビも拳が上がりきらない・・・。

でもだんだん後半にかけて慣れてきて?物語も進んで、最後は謎の感動。

ヘドウィグがドレスもウィッグも捨てて、そのまんまの自分で歌う姿は、映画より感動したかも。

映画よりイツァークとのやり取りの間が短かった分、気持ちが繋がって見えたのかもしれません。

完成した話を、プロの脚本家や演出家の再解釈で見るっていいもんですね。

自分の中の物語と別のものが浮かび上がって、さらに深く作品の中に入れる。

 

なんだかんだよかったし、最後は感動した。

アヴちゃんカーテンコールでキャラ爆発。浦井さんパンツ一枚で袖とステージを何度もいったりきたりするの地味にツボ。

 

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開演前のセッションは撮影自由で、ジャジーでおしゃれな曲が流れてた。椎名林檎みたいだった(語彙無)

 

劇団生命座「太陽が落ちてきた―すずなりの逸声―」を見てきました

9月2日にごきげん!ひるMAX next.にゲストにお越しくださった劇団生命座代表の鷹青由加子さんの舞台です。

 

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演劇舞台は見るほうもエネルギーがいるので、不調だったここ数年なんとなく足が向かず。でも、ラジオで鷹青さんのお話と、お人柄に触れて、あらすじを伺い、これは見に行かないと!と久しぶりに劇場に行きました。

 

お話の内容が原爆投下の瞬間から数日間の話なので、それぞれのエピソードも悲惨でとにかく悲しいのですが、見終わって一息ついて、またぶわっと泣けました。

これは本編の臨場感やストーリーもそうなんですが、同時に制作者の方たちの鬼気迫る想念のかたまりにやられたという感じです。

 

とにかく熱がすごかった。

気に入った作品は2回見に行くこともあるのですが、この作品はちょっと2回は見れない。良い意味で気軽には見れない作品でした。

これを7回も公演される役者さんたち、やばいです。大丈夫なのか!?

 

この舞台に出演されている役者さんの半分は、舞台が未経験だったとのことですが、いったい誰が?と驚きました。

 

鷹青さんにお会いするまで、こういう事をやっている劇団があるということを知りませんでしたし、鷹青さんにお会いして、こういう方の作る作品はどういうものなのだろう、と思わなければ、どこかでチラシやポスターをみても行こうとは思わなかったかもしれないです。

 

そして、単純に「戦争の悲惨さを伝える」というテーマも現代ではありふれていて「わかってるよそんなん」なんて思いがちですし、ほかに興味を惹かれる刺激的な作品がたくさんあるわけです。

だから、この作品冒頭の「実験施設でVRで広島の原爆体験を現代人がしたら」という非常にユニークな切り口がなければ、作品の中身に興味はわかなかったかもしれません。

個人的にこの作品の凄みは「戦争を過去のものに置いてけぼりにしない」明確な意図がVRの実験という箇所に非常にわかりやすく具現化されているところにあると思いました。

 

「わかってるよそんなん」と思いながらも、今の平和がたくさんの犠牲や悲しみの上に成り立っていることを忘れてしまう。

戦争教育を学校のカリキュラムに組まれていますが、戦争への考え方は思想、宗教、様々な要素で国内ですら異なります。
それでも、現代の軍事技術とともに戦争の知識を常にアップデートし続け、「戦争は嫌だ」という感情一つを研ぎ澄ませることも、戦争を生き残った命を受けつぎ、これまで運よく実体験をせずに生き遂せている我々の使命なのでは、と思いました。

戦争をテーマにした作品を見ても、10代の頃とまた違った感想が出てきますね。

VRで原爆を体験するのって本当にやったほうがいいのでは。

 

2019年9月23日の17時公演最終です、このブログを読んでる人がいたら是非見に行ってみてください。

チケット、夜公演はまだあるそうですよ!

劇団公式

www.seimeiza.net

 

萬劇場

yorozu-s.sub.jp

 

 

隣人のゆくえーあの夏の歌声ーを見てきました

映画『隣人のゆくえ』を見てきました

www.youtube.com

 

ラジオにゲストに来てくださった木場明義監督の「つむぎのラジオ」を見に行った時、予告で流れていたのが気になって。気になって・・・。

ノスタルジックな映像美とコーラス、サスペンスなのかファンタジーなのか、青春ものなのか・・・どういうストーリーなのか絶対みたいー!とチェックしていたのです。


この作品、プロの役者さんが一人も出ておらず、役者さんだけではなく、音楽制作、照明、カメラ、衣装、制作もほぼ同じ学校の生徒で構成されています。


率直に言えば、セリフから伝わるキャラクターの動機が不明瞭だったりする場面もあるのですが、それは物語を追って行けば、自然と明らかになっていく事でもあるので、自分が普段映画を見ている「姿勢」が崩壊する体験が出来ました。

 

そもそもこの映画は「彼女らのそのまま」が出ていなければ意味がない。

そこにいて、息して、考えて、生きているだけで美しい。

そういうものが描かれていたと思います。

 

 

この映画は歌とダンスシーンも素晴らしいのですが、スニーカーでグランフェッテするシーンはやばすぎてヒッ!てなりました。
あれ、上履きでジュッテも飛んでた気がする。
甘酸っぱいリリシズムがなんともいえず、耽美っぽい雰囲気も感じました。

 

いっこだけ気になったのが、スクールカウンセラーが「みんなもあなたの事を心配している」という言葉なのですが。
カウンセラーってのは患者の「個」と対話をしないといけないわけですから、その準備ができていない患者を、「みんな」という社会の価値観に引きずり出すような事は絶対いってはいけないと思います。ましてや親と先生の前で。
でも多いのかなぁ、こういうカウンセラー…。
もちろんこのシーンのモチベーションがあってこそ次の超重要なシーンに移るので必要な部分ではあるのですが、個人的に胸が痛んだ箇所でした。


隣人のゆくえは、地方都市で起きた戦争の惨禍を伝え、少女らの貴重な青春時代をありのままに記録するという一大プロジェクトだったと思います。

エンディングロールをみて気が遠くなりました。

すでにできる人を使うのほうが簡単だったことでしょう、監督の思いの強さがあの世界観を作り出したんだなぁ。

見れてよかったです。

 

舞台挨拶があって、柴口勲監督と、主演の庄司怜美さん、福田麗さん、助監の竹内義晶さんが登壇されました。

監督以外は当時高校生で、この作品をきっかけに人生が大きく変わったとのことでした。こんな奇跡が人生の中に存在するんだなぁ。うらやましいなぁ。今後のご活躍を期待しております。

 

サントラを買ったら、劇中の謎が解けました^^

 

シネマロサで9/15~20までモーニングショーやってますよ。

https://rinjinyukue.wixsite.com/rinjinnoyukue

 

 

 

 

 

映画おっさんずラブ LOVE or DEAD見てきたよ

ドラマで気に入ってずっと見てた「おっさんずラブ

劇場版も楽しみにしていました。

ossanslove-the-movie.com

 

 ドラマ版ラストのハートフルな気持ちのまま劇場の椅子に座ったので、「おいふざけんな!!!」から「そういえばもとからコメディだったわ」と開始30分くらいで諦めました。

全体的に超展開しかないし、仕事しないでほぼ全員色ボケてるし。

気づくの遅いよね。


吉田鋼太郎さんの芝居が超デカくて笑った。お一人だけ新劇じゃなかった?

ハッテン場でのキャットファイト、人工呼吸を奪い合うバカ二人、引くほど貞操観念の薄い主役、よくわからない爆発その他・・・。

面白かった~!!!!
もうひたすらバカバカしいギャグだった。

 

私ははるたんは攻めだと思うんだよ。ああいうシンプルさと図々しさがないと攻めはできないと思います。

男らしいけど神経質で短気な牧君を押し流す図々しさがないと!

知らないけど。

蝶子さんとまろの歳の差ラブは泣いた。

そして林遣都くんの目の芝居がやっぱいい;;

 

BLって基本女性の「なりたい」「されたい」の自己投影ですので、描かれる男性は肉体が男性なだけで、やたらと感情労働を強いたり、思考がまんま女性じゃんっっ!!!
ってなるわけですが、

おっさんずラブも外枠は「女性のためのエンタメホモ」ではあるのですが、ガチの男性が演じてるから、キャラクターの思考、生理(動機)が男性に置き換わってて、もちろんデフォルメされているとはいえ(デフォルメもくそもコメディだが)「男性同士の恋愛」が女性の秘密の趣味から一歩出て、人間ドラマ、大衆娯楽として形になってるのに感動を覚えました。

 

ラスト、件のシーンからお互いに振り返らないで歩き出すところの動機などはもう絶対に既存の男女間の恋愛ドラマではありえない描かれ方なわけで。

ジェンダーロールがある意味かみ合わずぶつかり合うからこそ生まれる食い違いと切なさと同性だからこその距離感、BLの醍醐味はこれでしょ!?

そうだよ~これが見たかったんだよ~!

 

ニヤニヤしてしまうわ泣けてしまうわ。

とっとと劇場が明るくなるから、超やだったよ!!!

 

しかし、はるたんってたぶん学歴とかは賢いんだろうけど、頭がシンプルすぎてすごいハラハラする。

牧くんそばにいてあげてよォて。思いました。

シンガポール気を付けてね。続編楽しみにしているからね。

 

20190912 追記

続編はまさかのドラマでした。

SHINING MOON TOKYOにいってきた;;

麻布十番にできたセーラームーンのショーレストラン「SHINING MOON TOKYO」行ってきました。

sailormoon-shiningmoontokyo.com

お友達が私のお誕生会にと予約してくれた。

私6月生まれだけど前後半年常にパーリナイ🌙

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すごいよかったよー!!
狭いステージで迫力のパフォーマンスでした。
アンサンブルの人達のアクロバットやシルクドソレイユ(?)、バトンも素晴らしかった。
会場の雰囲気がわりと落ち着いてたので大声とか出せなかったんだけど、ふつうあのバトントスは大喝采ですよ!!
アンサンブルの人たちのスキルすごすぎない!?ダンスも振り数多くてめちゃくちゃ難しかったし。

しかもみなさん若くてきれいなお嬢さんたちなんだよ~!

 

そしてメインキャストのセーラー戦士もめちゃくちゃクォリティ高くて。スタイルも足の美しさも、顔の小ささもかわいさも完璧すぎました。
あんなにかわいくて、ダンスもうまくて、スタイル抜群の人たちがこの世界に存在するなんて。
しかもポーズもキャラの雰囲気もまんまで。うさぎちゃんのキモさも、レイちゃんのクールさも、美奈子ちゃんの明るさも、亜美ちゃんのおしとやかさも、まこちゃんのサバサバ感も再現度が…。役者さんや作り手の愛をめっちゃ感じました。それだけで泣ける。
ファンサしてくれる時も完璧にキャラだった💖


あー彼女らはこんな風に戦ってたんだなぁと。
孤独だっただろう、怖かっただろう・・・;;完全に入り込んでみてました(笑)セーラームーンてほんとに麻布十番にいたんだなぁ。


ウェブサイトに「ポイ指導」ってあって、ポイって、レイブとかでマリファナ中毒の人が延々とくるくるやってるやつ(偏見)?なんで?と思ってたら、レイちゃんのバーニングマンダラでした。演出がすごい凝ってる!
タキシード仮面様が闇落ちするとこもセリフがないのに何が起こってるか非常に明確に伝わってきてすごかった~。

タキシード仮面様のキャストさんが、顔立ちは女性なのに立ち居振る舞いが男性にしか見えず、男役の育成機関なんて日本に一箇所しかなくね???と思ってたらやっぱり宝塚ご出身の方でした。さすが~。

もういろいろ想像を超えてた。

 
インバウンドさん向けらしく不思議なパートもありました。お祭りのシーンから戦闘の転換はちょっと笑ってしまった(笑)

あれだけ足と体のラインでてるのにエロさのない健康的な雰囲気も素晴らしいです。
ヒロインバトルものに憧れる幼女達にも見せてあげたいよ~!!!

やっぱり生きた人間の存在感とエネルギーは映像作品には越えられないものなので。大好きなセーラームーンをライブで再体験できるって最高です。


ステージ終了後のファンサもエグすぎなんじゃ!!!

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セットのディナーは私はカレー食べました。

冷めてたけど味はまぁまぁ? ビジュアルは優勝^^

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パン祭りよろしく白いお皿がもらえます。

 

価格は強気ではあるけど、ショーの魅力が上回ったかな?

シナリオ変わったり、外部戦士がでたらまた行きたいなー。
キャストさんが本当に美しくてスタイル良くて完璧なので、ウラネプの期待値はんぱない!

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ほんと幸せな時間でした。ありがとうセーラームーン💖

ロケットマンを見てきました

ロケットマン見てきました。

おっさんずラブを見たかったんだけど、時間が合わなかったのでロケットマン

でもロケットマンおっさんずラブやんけ。

 

いきなり集団心理療法のシーンから始まって、しかもこの心理療法のさしこみが物語の要所要所で効いてて、ラストまでガチでした。


エルトンジョンが心理的に満たされず、ネグレクトといって差し支えない幼少期を辛くも生き延びて、認知のゆがみを抱えたまま大人になり、社会と才能とパーソナリティのはざまで苦しみまくって、やがて子供のころの自分と出会い(インナーチャイルド)、自分を癒すという。

彼は社会の中でも、人間関係の不和や、契約上のトラブル、プライベートのない生活などで苦しむわけですが、それよりも、傷ついた彼のパーソナリティをどう癒して、彼自身の個をどうやって引っ張りだすかが描かれたドラマでした。

親友バーニーの「感情を出すことを怖がっている」というセリフがずしーんと来ますね。

 

エルトンジョンの心理状況にフィーチャーして描かれているので、「え、今なんのシーン?」みたいなとこも多くて、突然ミュージカル始まったり、若干おいてかれそうにもなりました(笑)


ボヘミアンラプソディ的な伝記モノではあるんだけど、ゲイで孤高の天才ミュージシャンという、まあおそらくハリウッドでくそバズりするようなレベルの芸能人はだいたいドラッグとセックスにおぼれて、契約トラブル、人間関係の不和、裏切り、理解されない孤独を抱えて、またドラッグとセックス・・・みたいな感じになるんでしょうかね。

ボヘミアンラプソディの二番煎じ感はややあったものの、内容は「エルトンジョンが自分を取り戻す物語」なので、これはこれとして、素晴らしいドラマだったと思います。

じわじわ来る。

 

なんといっても、エルトンジョンが、2019年の今、生きていてくれて、リソースをすべて自分と、自分の愛する家族につっこめる状況にいてくれているという、最高のハッピーエンドが現実世界に待っているのがなんとも言えないカタルシスがあります。

 

「自分は自分でいいんだ」という全人類の普遍的なメッセージを、エルトンジョンがもがきくるしみながら体現してくれている。

でも、本当の自分に出会う事はもしかしたら、こんだけ難しい事なのかなぁ。

でも、自分も、本当の自分に会うための旅を続けよう・・・と思いました。

 

エルトンジョン、生きのびてくれてありがとう。
バーニーありがとう、デビットありがとう。

 

そんでさ~!

ジョンリードといいポールプレンター(ボヘミアンラプソディの)怖すぎじゃない?
アメリカのマネージャーやべぇよ。

田舎から出てきた、純真無垢な天才ミュージシャンを青田買いして、体で篭絡して骨の髄までしゃぶりつくしてなんの罪悪感もないのかよ。そうかよ。こええよ!


私は彼の曲より、ファッションアイコンとしてのぶっとんだキャラクターが好きなので、そこを映像で見れたのがうれしかったなぁ。

彼は、私が生まれた時は既に一山超えた往年のスターとして存在していたので、曲は普通に聞いてましたし「YOUR SONG」は英語の授業の教材でしたし。

強烈にその存在を認知したのは、2001に化粧品ブランドMACの広告に出ていた時に「あ、エルトンジョンってヤバいヤツだったんだ」と震えるほど感動しました。

その血はレディガガに継承されてますね。

アメリカンポップ永遠なれ。

 

ティービーも遅かれ早かれ映画化されるでしょうから神コラボはっときます。

作曲はバカラック

Dionne Warwick, Stevie Wonder, Elton John, Gladys Knight - That's what friends are for

www.youtube.com

なぜかKPOP界隈で人気で、やたらカバーされてる。