SPACE ANTENNA SEVEN

フリーランスナレーター&DJ nanakoのブログです。

H2A25号機、ひまわり8号打ち上げパブリックビューイング②

今回ロケットの先生に、日本宇宙フォーラムで広報を担当されている若松先生、衛星の解説は理学博士の髙木先生のお二人が詳しいお話を沢山して下さいました。

 

ロケットを最終的にくみ上げてから、発射台に乗せるための台車がすごくて、500メートルの距離を30分かけて運ぶそうです。
で、その専用の車には、56個のタイヤがついてて、ロケットを水平に保つために、タイヤの一つ一つが別々の動きをするように設計されているそうです。

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三菱重工グラフ|ココにもMHI No.168

これか。自律制御のタイヤが56個。

タチコマみたいに喋ったりはしないみたいです。

 

衛星の解説ご担当の、髙木先生は、お手製のロケットの模型や、地球の模型を使ってとても分かりやすい説明をして下さいました。
「衛星というのは、そもそも人間では見られない風景、神様じゃないと見られない視点で写真をとったり、データをとったりすることがお仕事」とのことですなるほど。
ひまわり8号は空のデータを、カラーで、より早く、より綺麗な画像で収集することが特技だそうです。ゲリラ豪雨をすぐに教えてくれたり、私達の生活にめちゃくちゃ近い衛星です。

現在稼働中のひまわり7号とバトンタッチするのは来年の7月ごろ。携帯の機種変更みたいにすごいわかりやすくアップデートされていくんですねー。

 

今回子供達の反応もとってもよく、また通りすがりの人が自由に見学できるスタイルもよかったです。今後もこういうたくさんの人を巻き込んだイベント企画があると、若松先生がおっしゃっていたので楽しみです。
次は、11月30日に打ち上げが決まった、小惑星探査機はやぶさ2のうちあげがありますしね。

打ち上げ、現地にもいつかいきたいなー。