2月6日(月)のおかすまゲストはハッピー引き寄せダイエッターのかおりさんをお迎えしました。
かおりさんは統合失調症という精神疾患と10年以上向き合い続け、病気のコントロールとともに、ダイエットも成功させ、今もその取り組みを続行中です。
統合失調症は原因が分からず、だれでもかかる可能性がある精神疾患で、完治が難しいのだそうです。
今回の出演では、発症から自覚にいたるまで、闘病中の幻聴、自殺未遂、過食、コントロール、社会復帰、ダイエットなどのお話を伺いました。
統合失調症をはじめとした精神疾患に対して、周囲の人間はどのように対応をすればいいのか、という質問に対して
「いろんな方がいるので、私の場合は」という前提で、
「失礼になるかも、とか傷つけてしまうかもと、距離を置かれるより、そういうことも含めて普通にコミュニケーションをとろうとしてくれることが一番ありがたい」
そう言っていました。
そして、精神疾患に対しての差別意識や、恐怖心を抱いてしまうことは、当事者や当事者が近くにいない人なら当然、だからこそ、自分の体験談を踏まえ、病気への理解がある社会を育てていきたいとのことでした。
また、かおりさんは、「食べろ」という幻聴や、薬の副作用で体重のコントロールが困難になり、今より最高で30キロ太ってしまい、女性としてとても苦しかったそうです。
このことで、余計こもりがちになってしまって精神状態が悪化してしまったそうです。
このような苦悩も共有し、励ますことができたら、とおっしゃっていました。
かおりさんはとても知性的な方で、ご自分の闘病体験をとても客観的に整理をされてわかりやすくお話をしていただきました。
体験したご本人にしか分からないことですが、自分がいつかかるかも分からな病気なので、このような実体験を開示してくださる方のお話はとても貴重なものです。
ぜひまたお話を聞かせていただきたいです。
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