たまにはロック。
アヴちゃんが出演すると聞いて。
ヘドウィグかと思ったらイツァークかーーー!
たしかにイツァークのセクシャリティを考えたらアヴちゃんかなぁと思ったけど、アヴちゃんはずっとアヴちゃんでした。
良くも悪くも?そのまんますぎて。悪いってことはないのかな・・・びっくりした。
あー彼女は他人の用意した型にはハマれない人なんだなぁとますます好きになりました。やっぱいいよアヴちゃん。
でも序盤全然入り込めなくてしんどかったーーーー。
帰ろうかと思うくらいしんどかったんだけど。
ギャグのテンポがつらい?モノローグがつらい?ヘドウィグ自体が「面白い」話ではないしなぁ・・・この映画を好きだという気持ちはファッションだったのか?ロックなんて普段聞かないから拒絶反応起こしてるのか?
と悶々として自家中毒を起こしそうになっているうちに、いやこの拒絶反応はもっと生理的な事だろ、と気づきました。
音響的にボーカル全然聞こえねぇんだわ!!!!
これだよ。イライラした~!!!
席の位置かな!?
イツァークのコーラス、エッジが全然わからん。
下手したらヘドウィグの歌の歌詞もわからん。
歌聞きに来たんだけど。
作詞及川眠子さんだよ。
ロックのライブにいかないからわかんないんだけど、こういうもん?
生バンド最高にスキルフルで素晴らしかったんだけど。。
マーティフリードマンの「ヘビメタはバンドに負けないように特殊な歌い方になる」と、言ってたとwikiに書いてあった。そゆこと?
アヴちゃんのエンダァアアアアはオケ薄かったのでよく聞こえた。
ポピュラー歌っててもにじみ出る毒。美しすぎる。
棺桶ザミュージカルはやってるかわからなかった。転調の突っ込み面白かったのに笑えなかった。
なんだろう距離?
ライブに入り込めないのは、距離なのか、演者のせいなのか、自分のコンディションなのか。アングリーインチのサビも拳が上がりきらない・・・。
でもだんだん後半にかけて慣れてきて?物語も進んで、最後は謎の感動。
ヘドウィグがドレスもウィッグも捨てて、そのまんまの自分で歌う姿は、映画より感動したかも。
映画よりイツァークとのやり取りの間が短かった分、気持ちが繋がって見えたのかもしれません。
完成した話を、プロの脚本家や演出家の再解釈で見るっていいもんですね。
自分の中の物語と別のものが浮かび上がって、さらに深く作品の中に入れる。
なんだかんだよかったし、最後は感動した。
アヴちゃんカーテンコールでキャラ爆発。浦井さんパンツ一枚で袖とステージを何度もいったりきたりするの地味にツボ。
開演前のセッションは撮影自由で、ジャジーでおしゃれな曲が流れてた。椎名林檎みたいだった(語彙無)