SPACE ANTENNA SEVEN

フリーランスナレーター&DJ nanakoのブログです。

落語家の三遊亭多歌介師匠をゲストにお迎えしました

7月27日のごきげん!ひるMAX next.は

落語家の三遊亭多歌介師匠をゲストにお迎えしました

 

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落語会のビギン、落語会のタッキーといえば多歌介師匠ですよ。


前回すまいるエフエム時代に一度お越しいただいて、3年ぶりくらいにご登場いただきました。

落語家として平成30年には日本一を記録した売れっ子師匠ですが、今年はコロナで仕事がきれいさっぱりなくなってしまったとか。なんと…!

お食事が進んでいらっしゃるそうで、男前が上がった気もしますよ笑

 

いつも楽しくて優しくて、明るいお師匠ですが、CM中には毒舌だらけの業界トークも披露してくださり、お聞かせできないのが残念なのです・・・!他局のこととか、師匠の師匠の話とか、協会の話とか笑


師匠に、年間公演数上位の秘訣をお伺いしました。
他にも大勢兄弟子さんや、ご年配のお師匠さん方がいる中で、公演数1位を持つということは、芸以外でも訴求する「何か」をお持ちなのではないか・・・失礼ながらそんなことを思ったのです。

 

師曰く、当たり前のことなのだそうです。きちんと挨拶をする、お礼を言う、横柄な態度をとらない。相手がされたらどう思うかを考えて、人間関係の中で当たり前のことを積み重ねていったことの結果ではないか、と。

「でもそれだけの事を出来ない人がおおいんですよ」
「だから、畑が違うくらいに思っている」

「なんで仕事が取れないのか分かってない人のほうが多い」

 

いろんなことに当てはまる話です。ドキっとしました^^;

たしかに、私がもしブッキング担当だして、仮に芸がとても面白くても、あまりに態度が悪かったりすると、天秤にかけちゃいますね~。


落語をはじめとした古典芸能の世界はしきたりや、礼儀作法が非常に厳しく令和の時代でも受け継がれています。
師匠はある程度時代の流れで簡略化されていくのは仕方ないが、基本的にその厳しい礼儀作法の根底にあるものは相手への「真心」なので、それは残していきたいとおっしゃってました。

私は合理化と手抜きをすることばっかり考えている人間なので、これも考えさせられました。

師匠のおしごとの哲学、とても勉強になりました。
すぐにお仕事がたくさん舞い込んでくることでしょうね!

 

あ~師匠また会いたい!

次は高座にいらっしゃる姿を拝見したいです。

今日はお越しいただきありがとうございました!