天体望遠鏡を追加入手したのが9月27日(土)でした。
この日もひさびさの晴れだったのですが、夜雨がふったりもしたので、覗けるのは当分先かなーなんて思っていたのですが・・・
翌日9月28日、まさかの晴れ曇りで、しかも中秋の名月ということで、めでたくファーストライトの運びとなりました。
雲がかかる月もまたいいもんです。
恩田さんに協力してもらって、30分程でピント合わせ成功。
ビクセンのフリーストップ(動かしたい方向に自由に動かして、ピタっと鏡筒が止まる機能)はやばい!便利です。
月の足が速くて、見てるそばからどんどん視界から外れていっちゃうのですが、
そのつどハンドルで微調整をして、月をおっかけることで
天体の動きをトレスして、ひいては宇宙の法則を少しだけフィードバックしてるような不思議な気分になりました。
「初心者は赤道儀ではなく経緯台から扱え」という格言が腑に落ちました。なるほど。
こんなに綺麗に撮れるとは。
右下に色収差がでてますが、これもまたよし。
いつか、この色収差が嫌だ!と反射式とか、アポクロマートの望遠鏡に手をだす日がくるのでしょうか。
肉眼での観測で十分と思っていたけど、観測器具でさらに宇宙が近くなります。
「宇宙がさらに近くなる」なんてありすぎて食傷感のあるコピーですけど、
ほんとそうだからそういうしかないなぁと思いました。
中秋の名月がファーストライトなんて、なんかスペシャル感あるよねー。
末永くどうぞよろしくお願いします。
※ファーストライトという表現について
このブログ内では「初めて天体望遠鏡を星空に向けること、天体を映すこと」の意味合いで使ってますが、厳密には違うと思うのでぐぐってつかーさい。