100年に一度の天才バレエダンサーと言われる舞踊界の超カリスマ
シルヴィギエムの引退ツアー「シルヴィギエム ファイナル」見てきました。
なんと表現すればいいのか、あの背筋がザワザワして目が離せない感じ。
美しかった。人間じゃないみたいだった。音楽とかダンスとか「そのもの」に見えた。
ギエムが動くから音が鳴るようにすら見えてくる。
一見なんでもないように見える動きの一つ一つのすべてにギエムが凝縮されてて、ギエムの呼吸がつたわって来るようで、座ってみてるだけなのに興奮して息が詰まって死ぬかと思った。
ずーっと生で見てみたかったボレロも、ギエムのグランバトマンからもう涙が止まらなかった。
でも技がどうとかじゃなくて、そんな事ではなくて、とにかくギエムの存在、魂に心を打たれた。
音楽が終わりに近づくのが寂しくて、ずっと見ていたかったです。
ステージから降りたギエムはとてもかわいらしくて、手を胸の前で重ねてなんどもありがとうを表してくれました。
スタンディングオベーションの手を止めて、みんなでギエムに手を振り返すシーンもありました。
行けてよかった。幸せでした。一生忘れない。
引退ツアーの最後に日本を選んでくれたことも嬉しいです。
ありがとうシルヴィギエム。
思い残すことが一つ減りました。