日本では部分日食が観測できます。
日本での見え方
札幌
食のはじめ 16時12分
最の最大 17時00分(30%ほど欠けます)
食の終わり 17時45分
東京
食のはじめ 16時11分
最の最大 17時10分(50%ほど欠けます)
食の終わり 18時03分
食のはじめ 15時59分
最の最大 17時16分(85%ほど欠けます)
食の終わり 18時23分
大変残念な事に日食が起こるたびに、誤った観測方法で眼球に障害を負ってしまったり、視力を落とす方が後を絶ちません。太陽を観測する場合は必ず日食グラスを使いましょう。
高いものではありませんし、適切に保管すれば長期間使えます。コンパクトで場所も取りません。まだ持ってない人は買っておきましょう。
テレビやネットの大手ポータルサイトで「日食が見られる」と扱われる事は大変喜ばしい事なのですが、安全面についてのアナウンスが十分ではないと思う事が多々あります。
・煤のついたガラスで見ない
・黒いビニール袋で見ない
・お菓子の袋で見ない
・サングラスで見ない
・日食グラスを使っていても3分以上連続して見ない
目を守るために必ず守ってくださいね。
台湾で金環食が見られるので、台湾好きのわたくしは台湾旅行がてらいけないものか画策しております。この日は一年で一番昼が長い夏至でもあり、わたくしの誕生日でもあります。晴れるといいなぁ。
【天文イベントを楽しむ上での注意】
・暗いところは危険がいっぱいです。交通事故に巻き込まれたり、川に落ちたりする事故も起こり得ます。かならず安全を確保した上で楽しみましょう。
特に小さな子供だけで絶対行かせないこと。
・ベランダなどから楽しむ場合はスマホや観測器具などを落とさないように必ずストラップを付けた状態で。
・太陽だけではなく月も強い紫外線を発しています、長時間見続けないように気を付けること、目をきちんと休めるようにしましょう。
・山や海など自然環境の多い場所で観測をする場合、夏でも冷えることがあります。ダウン、ひざ掛け、カイロなどを用意して体が冷えないように楽しんでください。
そのほか2020年の天文イベント一覧はこちらから。
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