【4月のマンスリーアジアンヒッツ】イ・ハイ/JAPAN DEBUT ALBUM

今月のマンスリーアジアンヒッツはイハイちゃんの3/21に発売になったばかりのジャパンデビューアルバムからBREATHを中心におとどけします。

17歳でデビューして現在21歳1998年生まれのソロシンガーです。わっっかい！

2013年～2015年は活動をお休みしていましたが、2016年に復帰後、発表したアルバムSEOULITEのタイトル曲がSHINeeのキムジョンヒョン作詞作曲の「ため息（BREATHE）」でした。

イハイはYGエンターテインメント、キムジョンヒョンはSMエンターテインメントという韓国大手プロダクションの枠を超えて、素晴らしい才能が結びつき、新たなクリエイティブが生まれた訳です。

そして日本デビュー。

KPOPアイドルにJPOPを歌わせるようなデビューではなく(そのようなスタイルも個人的には魅力を感じておりますが）、

アイドルではないソロシンガーによるオリジナル曲のみでのメジャー発信は、以前起こったKPOPブームにはあまり見られなかった動きではないかと思います。

聴き手と作り手(売り手）のマッチングがより具体的になっていくことは、音楽を愛するものとしては最高の流れです。

キムジョンヒョンのファンとしては、よくぞ詩をつけて、海をわたって日本まで届けてくれたなあ…とありがたい思いもございます。

しかし、なんでこんなに歌がうまいんだ。

ハタチそこそこで、酸いも甘いも知り尽くしたような雰囲気と、のびやかでソウルフルな歌声。

生まれ持った声質、センスもあるのでしょうが、どんな生き方をしてきたらこんな歌唱力が身につくのでしょうか。

まだ若い彼女は歌にどんな想いを込めて歌っているのか、そんな興味も湧いてきます。

当コーナーでブルース、ソウル系のシンガーをご紹介する事がなかったので、今月のイハイちゃんのアルバムで、いつもと少し違ったテイストをお楽しみいただけたらと思います。

ちなみにJAPAN DEBUT ALBUMアルバム、2枚組の方は日本語曲もあわせて全28曲。

BLACK PINKでもそうでしたが、YGエンターテインメントは日本デビューアルバムがいきなりプロモーションサンプル版のようなキャッチーさがあってお得です。

出し惜しみのなさや潔し。

音楽好きのお父さんお母さんにも聞いていただきたい作品です。

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